Patriot's Room

丸の内デイタイム住民の徒然絵日記。自分の人生に関わることを徒然なるままに綴っていくオムニバスコーナー。

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㊗️脅威の「オーバー50」メジャー制覇

 

 

 

 

今年の男子ゴルフ界⛳️には本当に驚かされる。

マスターズで松山英樹が、日本人初の栄冠を掴んだ興奮も醒めやらない中、それを超えるメイク・ドラマ。

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【全米プロ21】50歳のフィル・ミケルソンがメジャー最年長V 最終ラウンド - YouTube

 

齢50を超えたフィル・ミケルソンが何と全米オープンを激闘の末に制覇❗️

またまたマスターズに続き月曜早々、会社に遅れそうになりました…。


ミケルソン、おめでとう🎊

 

フィル・ミケルソンの全米プロと言えば、1999年、今は亡きペイン・スチュワート(私のゴルフヒーロー)に惜しくも敗れて二位になったのを覚えてます。

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お子さんが今にも生まれそうで、立ち合いの為に棄権も考えていた若き日のミケルソン

あの時生まれたお子さんが22歳
敗れつつも、ペインに祝福されてましたね。
「いい父親になれ!」

 

私にとって、フィル・ミケルソンとは、どんなにメジャーな存在になったとしても、あのパインハースト2でペイン・スチュワートに敗れた若者なんですね。。。

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Pinehurst Country Club Membership | Pinehurst Resort

 

彼の娘の誕生は重要な出来事でしたゴルファーの人生の中で、フィルによると、彼は娘の誕生を目撃するために、ペインスチュワートとのプレーオフホールを放棄する準備ができていました。彼はまた、全米オープンは毎年行われるが、娘の誕生は永遠に大切にする経験だと語った。フィルはスチュワートとのトーナメントを完了し、9時間後に娘の誕生を目撃することができました。

https://offradranch.com/ja/sports/11352-phil-mickelson-wife-daughter-family-net-worth-house-height.html
 ※ ちょっと恥ずかしい翻訳ソフト丸出しな感じですが、家族に触れていて貴重なので引用させて貰います…。

ペインの圧倒的なキャラクター、生き様、あの全米オープンでの勝ち方、そして直後の非業の最期。そして千両役者が揃って激戦死闘を演じた全米オープン@1999年パインハーストは、20世紀最後に現れた「稀代の名勝負」であり、来るべき新時代を告げたものとして強烈過ぎる象徴であったと思う。

喜怒哀楽を表す場所。 – 耕す。

↑秀逸な1999年全米オープン寸評。全く同感です❗️

シンガポールで次の日の仕事も忘れてTVに齧り付いて見届けたのが昨日の事の様で懐かしい。

 

フィル・ミケルソンの偉業を目にしてのブログなので、話は大きく横に逸れてしまうのだけど、個人的にはどうしても、そのアングルから書かざるを得ない😌

1999 U.S. Open: Final Round, Back Nine - YouTube

 

遠かった全米オープン制覇

栄冠が目の前で手が届きそうで、届かなかった因縁の1999年全米オープン以降、天才・レフティーは、苦しんだ全英オープンも遂に制覇し、将来グランドスラム達成には、どうしても全米オープンが鬼門で、果たせずにいた。

 

因縁のパインハーストで、ペインとほぼほぼ同じ年齢(43歳)で臨んだ2014年

 

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「すべての4大メジャーで勝つのが、私のゴルフ人生の目標です。過去に5人の選手がキャリアグランドスラムを達成し、各年代を通して彼らは他の選手とは別の選手として位置づけられていると思います。もし私が達成できたなら、自分のキャリアが今までとは違って見えてくる」

さらに、パインハーストというこの地についての思い入れもこう語った。

「ここは私にとって特別な場所です。優勝に近づき敗れた。ペイン・スチュワートとの99年の出来事から、好きな思い出がたくさんあります。パインハーストは優勝の地ではないですが、素晴らしい多くの記憶があるので、今週勝って、私の全米オープン優勝の地に変えたいと思います」

(出所: パーゴルフオンライン)

結局、28位に沈んだ。

ペインの幻影は掴めなかった…。

 

2017年は愛する娘の卒業式と全米オープンが初日が重なった。

ゴルフ=ミケルソンが全米OP欠場 | ロイター

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(出所: Gridge)

家族愛に溢れた人間味が魅力 ~フィル・ミケルソン ~ | Gridge[グリッジ]〜ゴルファーのための情報サイト〜

ミケルソンは、迷う事なく全米オープン欠場を選んだ。。。

1999年には独身で分からなかったが、同じ子を持つ身として、今はその気持ち、よーく分かる。

 

そして翌2018年にはこんな失態も演じてしまった…。

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ゴルフ=ミケルソン、全米オープンでのルール違反を謝罪 | ロイター

男の更年期ってワケじゃないけど、太りやすい体質と、坂を転げ落ちる様に落ちていく体力と気力、勝てない全米オープンで、コンディション最悪(外的要因)に適合出来ず、こんなヤケクソ起こしてしまう「人間臭さ」が、ミケルソンの魅力でもあるんですね。

 

遂に栄冠に手が届く

ペインとの激闘から始まりご家族を巻き込んだ因縁があり過ぎる全米オープン

メジャーで唯一手にする事が出来なかったこの栄冠。

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興奮を抑えられないギャラリーがミケルソンを囲み共に動く、最終ホール。

こんなシーンは、かつて無かったですよね。アメリカン・ゴルフヒーローの大復活劇に加え、コロナ禍でギャラリーも平常心ではなくなりますね。

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なだれ込むギャラリー「特別な瞬間」 50歳ミケルソンの初体験【PGAツアー 米国男子】|GDO ゴルフダイジェスト・オンライン

(出所:GDO)

きっと、この四日間にはご本人しか分からない様々な葛藤や込み上げる感情があったに違いないかと。

衰える身体を鞭打って鍛え直したのだろう。確かに最新の日進月歩のトレーニング技術の恩恵はあっても、それを実行する力というのは言葉で言う様に簡単なモノではないのは同世代としては痛い程分かる。もう尊敬しかないですよね。

凄すぎる偉業
世のオヤジ族を励ましてくれますね。

老け込んでる場合じゃないぞ、オマエラと。

 

そして下世話な話、ハリウッド映画になったりしそうな予感がします。。。

そして、これと同じ事をしてくれそうなのは、やはりタイガーしかいないかとも。。。

 

そして、ペイン(享年42)も、フィルに草葉の陰で二度目の祝福をしてくれてるに違いない。

「お前、いい父親になったな」と。

 

しかし時の経つのは早い。

歳月人を待たず