子供から緊急招集。
先週に続き、映画鑑賞に何故か付き合う事に。。。
夜の御徒町駅前に舞い立つ(笑)。
それにしても、御徒町駅なんて十年ぶり以上前に、仕事で某社に訪問して以来。。。
子供も落ち合って、夕食の場所にもノーアイデアで困る😢
カラオケ屋と焼き肉屋、ラーメン屋しかないイメージで、結局、角煮味噌ラーメンの店に吸い込まれました。
r.gnavi.co.jp子供は、看板メニューの角煮味噌ラーメンでしたが、私は辛味噌ラーメンにしてみました。
ニンニクベースと生姜ベースを選べます。
ちょっと疲れ目なのでニンニクに。
ボリューミーなんですけど、チャーシューは小さめ、薄めで残念。
辛いのはいいのですが、塩分が少し高すぎる様な気が。。。
それにしても、聞こえてくるのはチャイニーズ、チャイニーズ、チャイニーズ。。。
ここは何処か?って感じ。
上野(といっても御徒町)の、TOHOシネマズ、初見参。
ミニヨンはここにも居ます(笑)。
辛いものの後は、甘いデザートということでアイスクレープとコーヒーを仕込んで、スクリーンへGO❕
何の前知識も無く、鑑賞しました。
シン・ゴジラ、面白かったよな、位の軽い気持ちで。。。
https://youtu.be/Otuw7G6bFzA?si=biki6xeyecc_gx_B
開始直後から、零戦特攻機のシーンから入って、???でしたが、スムーズに繋がっていきました。
しかし、主役男優は、やっぱり『こういう感じ』を使うんだよねぇと、日本映画界の特徴をヒシヒシと感じた次第。
特撮技術や音響は素晴らしく、ハリウッド映画より上じゃね?と関心する事、頻り。。。
そして脇を固める味のある俳優陣が、主役の大根を美味く料理してくれている感じでした。
パートナー『典子』を演じた 浜辺美波も、日本女性らしい質素な美しさ、健気さを見事に演じてコントラストを描いていて、救われた感じですね。
最後の展開にも。。。
『先の大戦では人の生命を粗末に扱い過ぎた』
『情報統制はこの国のお家芸だ』
所々に体制への風刺が散りばめられているが、露骨な『反日』では、全然なく、寧ろ愛する家族と国の為に、生命を賭けて戦え、でも、最後まで生き残れ、というメッセージは保守層にも受け入れられるストーリー・ラインに仕上がっている。
それにしても、GODZILLAの圧倒的存在感(笑)。
突如現れ、破壊の限りを尽くす破壊神。
瓦礫の山から復興したばかりの銀座を中心とした東京を更に灰燼と化す、何と言う理不尽さ。
神は何故、日本人にばかり苦難の道を歩ませる?って。日本人が一体何をしたというのかという絶望感が漂う。
人智の及ばないものへの畏れを表し、様々な宗教の終末観を孕んでいるので、洋の東西を問わず、受けるのかも知れない。
ハルマゲドンの象徴?
人それぞれ、この映画を見て想起することは、
この世の理不尽さ
絶対的暴力の恐ろしさ
原子力の威力と脅威
等かも知れない。
キングダム読者の私としては、どうしても、GODZILLAと武神・龐煖が重なってしまった😁
突如として現れ、その圧倒的な力の前に、多くの人間が理由もなく生命を奪われていく。。。
その理不尽さと、非情なこの世の現実を写すメタファーとも言えるだろう。
虫ケラの様に生命の火を消し去るモノ。
戦争そのもの、原発、巨悪、避けようのない天災、中世のペストクラスの疫病、恐怖政治。。。
繰り返しになるが、それらの暗喩が、GODZILLAや龐煖なんだと。
レイト・ショー、終電ギリギリで子供と地下鉄に飛び乗りながら、そんな陳腐な言い古された雑感を反芻しました。