夜は歩けない今日、陽気に誘われて、神田方面へランチがてら散歩に決定。
いつも横目に行列しているのを見ていた名店?
三馬路さんに、時間も早く前に3人しかいないので、遂に並んでみる…。
オリジンは、凄く由緒正しい、ラーメン屋さんなんですね。
ワンオペで若い女性店員二人で切り盛り。当然、一度にこなせる客数は4名に限定。
最前列四人が、食券購入出来て列に並ぶスタイル。
それは一番のオススメメニューを試さなくてはと、鶏と魚貝の昆布水つけ麺、ワンタン付きで。1440円とは、いい値段だけど、まぁ、物価高の折でもあるし、看板メニューなら致し方ない。
まずは、トリセツに忠実に食べてみる。
高級山椒(和歌山県有田川町清水産紀奥山椒)が、配膳時に渡される。
「高価だから使い過ぎないでね」とのメッセージが貼られていて苦笑。気持ちは解ります。。。
①昆布水のみで
②藻塩をかけて
③そしてつけ汁で。
④最後は昆布水を入れてスープ割りで(どちらも、殆ど残りませんでしたので、少量楽しめました)
写真でお分かりのように、大変洗練されていて「街中華」なんて無粋なものではないし、見た目も競う日本のラーメンつけ麺というジャンルからしても、洒脱な感じがする。
お味は?というと高級な食材をふんだんに使っている事もあり、確かに上品で美味。
そして、高級山椒をスープにかけると、また別物のスープに変わるんです!
あの27年前にカンボジアのシェムリアップのホテルで飲んだ「自分が飲んだ中で最高のスープ」(カンボジア人スタッフに聞いたらバナナリーフチキンスープだとしか教えてくれなかった😁。クメール料理の味の奥行きに圧倒された)
を思い出させる味でした。
あの何とも言えないコクの中の香ばしさは、何だったのだろうと今でも考えると涎が出てくる(そしてもう二度と巡り合う事もないのだろうけど)が、きっとあのスープにもカンボジアの山椒類が入っていたのかも知れない…。
このワンタンが、いやいや、期待値を大きく超えてました。🦐がプリプリで香港やシンガポールで食した感触が蘇ってくる絶品。
いやー、美味しかったです。ご馳走様😋。また来ます♬