台風が沿うように日本海を過ぎていった三連休最終日は、祖母の33回忌法要。
わが故郷、東松山(武蔵・松山) の古刹の一つです。
33回忌: ここまでやれば、もう打ち止めでよいのだとか。
今日は「大」和尚(代替わりしてお目にかかる事も近年なかった)の読経と、いつもの有難いお説教を久しぶりにしみじみと聞かせて貰いました。
「我が髏は父母の髏なり」ってフレーズが頭でリフレイン。
先祖から脈々と繋がれた命の連鎖に感謝するのが仏の説く道ですよね。
祖母の肖像画が奥に映える。
待合室では、地元の銘菓のおもてなしを頂きました😋 遠慮なく頂戴。
シンプルな伽藍。
妙賢寺の創建は永仁2年(1294)で、当初は妙光寺と称し真言宗の寺院であったという。『新編武蔵風土記稿』によれば、妙光寺は貞治元年(1362)に示寂した日祐という僧が開山したとなっており詳しくはわからない。いずれにせよ、鎌倉末期から南北朝時代の頃の創建ではあると思われる。上田朝直寄進の十界曼荼羅(東松山市指定文化財)が伝わっている。
清和源氏の末裔という本家は1000年前からの家系図が残っていて、後世でも武蔵松山城の要職を歴代勤めたらしいですが、城主より血統がよい(上杉・上田は藤原家北家支流で清和源氏の○○家は主筋?)ので疎まれたとか…。
by叔父の与太話。
下克上の世の中、没落地方貴族の典型に過ぎなったのかも知れませんが(笑)
父方は静岡→ 東京。この地に骨を埋めるのに何の躊躇いもないのだから、よい人生ですよね。
祖父母が眠る先祖代々の墓地。
敷地内真向かいに、このお墓に対抗?したのか本家が新築したどデカイ墓が苔むす他の墓標たちの中で浮きまくっている(笑)。
御斎の会場の送迎バス。
本家経由で迎えに来て貰い楽チン。全員飲めます(笑)。
偶には叱られましたが、基本、優しかった祖母。子供心に、政治家の妻として様々な人に配慮を忘れないうしろ姿に学びました。戦争で最愛の息子を失った姿は知るよしもないですが、本当に苦労の連続だったと思います。
テストで100点とる度に百円を貰いに行った小学生時代が懐かしい。
地元の人気和食店の個室で。
日本酒🍶 若干、飲み過ぎました。
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↑川島町が本店とは知りませんでした、
そうま東松山店
総合 3.0
味 ★★★☆☆
サービス ★★★☆☆
コスパ ★★★☆☆
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親兄弟、親戚と語らい、故人を偲ぶ楽しい会でした(^^)