お盆休み三日目はプチ帰省。
昼近くに始動。予定通り、見頃を迎えた #田んぼアート & さいたまが誇る歴史遺産、さきたま古墳群訪問へGo!
確か小学4年の時の県内巡りで行った様な記憶はあるが長じてからは、行田は高校時代の友達のうちに泊まりで遊びに行ったくらい。
ほぼほぼ一箇所で現代の地上絵と、古墳時代へタイムスリップできる楽しみを胸に。
目的地に到着すると向かいの貯水タンクの宣伝。
忘れてはいけないのは、足袋の街でもありましたね…。
陸王効果(So da! Saitama HP)
http://soudasaitama.com/administration/32814.html
そもそも池井戸潤にも当該ドラマにも関心がなく蚊帳の外でしたが、大変なフィーバーではあったんですね。
話を戻しますと、
古代蓮の里 見学から。
残念ながら見頃の時期はとうに過ぎたようで、僅かに残った数輪の花を楽しむという感じ。
炎天下の中、見て回るのは結構シンドイですが、色々な種類があるものだと感心。
蓮の花が散った後は正直、ちょっとグロいですね。
展示館の方で見た地下茎の太さ、範囲には驚き。
古代蓮、確かに、ジュラシックワールドのような現代の品種改良で飼いならされた、大人しい草花には無いワイルドさ、荒荒しさを感じずにはいられません。
一番感じ入ったのは、このゲゲゲの鬼太郎の目玉親父みたいな一輪、千弁蓮。
見た目の面白さもさる事ながら、その名を凌ぐ花弁が2000-3500というから驚き。
花の進化論的にいうと何でそんなに花弁を蓄える必要があるのだろう?この蓮の花は。
皇居のお堀にも似たような風景がありましたね。
展望タワーを見上げる。
結構、高いです。
50Mでエレベータで33秒。埼玉が誇る地上絵へ誘ってくれます。
田んぼアート鑑賞
まず、令和の文字が飛び込んでくる。
遠近法を考慮してタワーからスクエアに見える様にデザイン。
まさに「令和」の額縁が屹立している様に見えますね!
by 旭工榮株式会社
今年のメイン。ファイト一発、リポビタンD 大正製薬スポンサーのラグビー🏉日本代表の三人。よくぞここまで稲の違いで作り込んだと感心しつつ、圧倒されますね。
毎年レベルが上がっているようですね。
大正製薬(創業者の上原正吉翁〜土屋知事のライン)は母方の家と深いご縁があり、子供の時から馴染んだ銘柄。親近感があります。
一昨年が、ドラゴンクエスト。30周年を記念して、堀井雄二さんも田植えに参加したとか。
鑑賞を終えて館外に出ると、ゼリーフライの幟が気になる。
前述の様に行田は近くて遠い所だったので、食べたことはおろか、見たこともない代物。
話のネタに一個購入。120円也。
まぁ、ただのおからフライ。
そんなに美味しいモンじゃありませんね。
発祥は日露戦争由来。
銭フライ→ ゼリーフライ…。
説得力あるような、ないような(笑)。
さきたま古墳公園散策
その後、もう一つの目的地、さきたま古墳公園へ。
世の中、仁徳天皇陵世界遺産登録もあって、にわか古墳ブームらしいですが、古事記や日本書記を読んでみると、神話の世界と歴代天皇と、天皇家を含めた当時の有力な支配者層の陵墓たる古墳を知る事は欠かせません。
1500〜600年前にタイムスリップできる空間体験は何とも贅沢なひと時です。
車を止めてLet's walk around.
それにしても暑い😵💦
思わず自販機で飲み物ゲット。糖分気になるものの、スプライトにしてしまいました(笑)
立派な円墳、丸墓山古墳
日本🇯🇵最大の円墳なんですね。
まさに小山状態。膝が悪い自分にはハードシップ高いかも。
戦国時代には小田原征伐時、豊臣秀吉の命で、石田三成が忍城を水攻めにした際に、三成が陣を構えたとか。高さ19M。
確かに忍城を見渡す事が出来る絶好の位置。
汗だく💦ハーハーしながら頂きに登るとたしかに遠くに見える忍城の姿が。
6世紀前半の作。歴史ロマンですね。
1000年後、子孫達の不利に働いたとしたら皮肉です…。
稲荷山古墳へ。
稲荷山という名字の友達がいたっけな〜。
前方後円墳って字の通り、前が方墳なんだけど、てっきり前は円墳だとばかり思ってた。
Exactly!
郷土の宝であり日本🇯🇵の宝。
ここも登るのは一苦労(笑)
ここもやはり盗掘は免れなかったのですね…。
それでも国宝の剣は残った。
このように遺体を納めていたというモデル展示。
大発見でしたね。ワカタケル大王=雄略天皇に纏わる、鉄剣(国宝) はここから出土。
5世紀後半には、全国規模の王国又は連合国が存在していた。
紀記を後世の創作と否定する戦後の左翼史観にすっかり毒されている戦後生まれの我々ですが、シュリーマンがイリアスの物語を信じてトロイの大発見をしたように、語り継がれた「神話」には数々の立証を待っている「真実」が散りばめられていると常々思う…
未発掘の隣の古墳から更なる大発見が出たりするかも知れない。
この雰囲気、何となくローマのフォロ・ロマーノの果樹園を想い出した…。
二子山古墳
こちらは立ち入り禁止🚷
馬の埴輪のレプリカが駐車場の入口に、阿吽のように二基佇む。
もう二十年近く前に見に行った兵馬俑に通じるものを感じます。
日ユ同祖論とか、
秦が滅亡し末裔が逃げ延びてもたらした文化だとか、そもそも秦の始皇帝は逃げ延びたユダヤ人の末裔だとか様々なトンデモ論はあちこちにありますが、それらが満更トンデモ論でもない程、世界と日本、大昔は分断されていたようで、実は当時から案外しっかり繋がっていたのだと思います。
青森の三内丸山遺跡でも思いましたが、
世界遺産なんかにならなくて良いよね、
と日本の素晴らしい史跡を見る度に思います。
無関心無学未開、酷いのは反日の外人を、押し込んで破壊破損に繋がるリスクを負って何のメリットがあるのかと。
モラルがあり関心の高い外国人なら歓迎しますが…。